
東久留米と漫画

舞台は架空の時計坂という街であるが、描かれる風景は西武池袋線の東久留米駅の北口の一帯がモデルではないかと指摘されている。連載当初、作者は東久留米市に居住していた。例えば「時計坂駅」は東久留米駅の各所がモデルとなっており、同駅の特徴が見て取れる。連載当時の東久留米駅は現在の北口駅舎しかなく、原作中にみられる時計坂の描写の多くは、東久留米駅北口から徒歩数分圏内の町並みをモデルに作画されていることが愛好家らの研究 により発見されている。
原作は「ヒガシタチバナ市」という設定で、群馬県の架空の都市となっているが、本作の舞台は東京都東久留米に設定された。これは、原が木暮邸を訪れた際に市内を流れる黒目川の橋などを気に入り、舞台として導入したためである。


退屈な高校生活をおくる耕助。そんな彼がちょっぴり気になっている、隣の席の塚原めぐる。そんな彼の日常に変化が起こる。父の仕事の都合により東久留米に引っ越すことに。だが、偶然にも隣の住人は塚原めぐる、その人であった。ご近所を舞台に繰り広げられる、青春ラブコメディ